このような症状が
あればご相談ください
Symptoms

- 声がかすれる/出にくいと感じる
- 食べ物を飲み込むときに痛い/つかえる感じがある
- 食事中にむせる/咳き込む
- のどの周囲に異物感やつまり感がある
※以下の症状がある場合は
緊急受診をご検討ください
- 声のかすれが2週間以上続く(咽頭がんの可能性)
- 声が出にくくなり、発音が不明瞭になってきた(声帯麻痺の可能性)
- 食事中に頻繁にむせる(誤嚥のリスク)
当院で対応する主な疾患
Disease
声帯ポリープ・声帯結節
声帯ポリープは、声の使いすぎや声帯への強い刺激で声帯にできる良性の腫瘤です。多くの場合、左右どちらか一方の声帯に発生します。声帯結節は、長期間にわたる声の酷使が原因で声帯の両側にできる小さな硬い隆起です。声枯れや声のかすれが主な症状です。
検査・治療
ストロボスコピー(特殊内視鏡)、音声リハビリ、顕微鏡下手術など
反回神経麻痺(声帯麻痺)
神経障害により声帯の動きが制限されることで、声がかすれたり、誤嚥しやすくなったりします。呼吸障害を伴う場合もあります。
検査・治療
内視鏡・喉頭観察、声帯形成手術など
嚥下障害(神経筋性・機能性)
食べ物などをうまく飲み込めなくなる状態を指します。脳卒中や神経変性疾患、加齢などで嚥下機能が低下することが主な原因です。むせや誤嚥性肺炎のリスクが高まるため、注意が必要となります。
検査・治療
内視鏡検査、食事指導、嚥下リハビリなど
当院で対応可能な治療方法
Treatment method
内服薬
声帯の炎症や咳などを抑える薬を処方します。継続治療が可能です。
嚥下リハビリテーション
マッサージや体操などで摂食嚥下に関わる器官に働きかけます。食事の際の姿勢や食事形態などの指導を行い、安全に食べる訓練します。
衛生指導
誤嚥性肺炎の予防などを目的に、口腔ケアや衛生指導を行います。
診察・治療の流れ
Flow
STEP
問診・視診
症状や経過をお伺いします
STEP
検査
内視鏡検査などを行います
STEP
治療
症状や原因に合わせた治療を行います
STEP
フォローアップ
経過の観察や再発予防の指導を行います