このような症状が
あればご相談ください
Symptoms

- のどの痛みや腫れがある
- 咳が続く/痰がからむ
- のどに何かつっかえたような違和感がある
- のどがイガイガする/乾燥する
※以下の症状がある場合は
緊急受診をご検討ください
- 38℃以上の高熱・強いのどの痛みがある(扁桃周囲膿瘍のリスク)
- 急に声が出なくなった/呼吸が苦しい
- 血痰が出る/体重が急に減る(のどの腫瘍の可能性)
当院で対応する主な疾患
Disease
咽頭炎・喉頭炎
咽頭や声帯などが炎症を起こし、のどの痛みや発熱、声枯れなどの症状が現れます。適切な治療をしないと、慢性化することがあります。
検査・治療
咽頭ファイバー、抗炎症薬、吸入、ネブライザーなど
急性扁桃炎・扁桃周囲膿瘍
急性扁桃炎は、細菌やウイルスの感染によって扁桃(のどの左右奥)が炎症を起こす病気です。強いのどの痛みや発熱、飲み込みにくさなどが主な症状です。扁桃周囲膿瘍は、急性扁桃炎が悪化して扁桃の周囲に膿がたまった状態です。口が開けにくかったり、呼吸困難になったりする場合があります。
検査・治療
血液検査、溶連菌迅速検査、抗菌薬、切開など
咽喉頭逆流症(LPR)
胃の内容物(胃酸や消化酵素など)が咽頭や喉頭まで逆流し、さまざまな症状を引き起こす病気です。のどの違和感や声枯れ、咳、咽頭痛などの症状が現れます。
検査・治療
PPI(胃酸抑制薬)、食事や生活指導など
当院で対応可能な治療方法
Treatment method
吸入・ネブライザー
薬液を霧状にして口や鼻から吸い込む治療法で、炎症の緩和が期待できます。小児でも受けられます。
内服薬(抗菌薬・PPI・鎮咳薬など)
細菌感染、炎症、胃酸逆流、咳などを抑える薬を処方します。継続治療が可能です。
上咽頭擦過療法(EAT)
綿棒で上咽頭をこすって炎症を軽減します。後鼻漏や慢性咽頭炎、鼻咽頭炎などに有効で、繰り返すとより効果が期待できます。
診察・治療の流れ
Flow
STEP
問診・視診
症状や経過をお伺いします
STEP
検査
血液検査・内視鏡検査を行います
STEP
治療
症状や原因に合わせた治療を行います
STEP
フォローアップ
経過の観察や再発予防の指導を行います